出力されるデータと、コントローラの入力について。


出力
 サウンドと画面の同期を取るために、同フレーム内でサウンドドライバを三回走らせている。
 ちなみにその三回とも、このテストプログラム用に本来のコードをいじったドライバを使用。

消費ライン数
消費ライン数


サウンドドライバの処理で消費した、スキャンラインの数。

1ラインにつき約114クロックなので、例えば目盛りの16まで
緑色になっている場合、消費クロック数は1824程度となる。

エミュレータによっては
緑の部分がずれることがあるので注意。
曲目
曲目


BGM、SE1、SE2それぞれのタイトルと番号。

番号は十進表記であることに注意。
SE1は矩形波2で鳴らされ、SE2はノイズで鳴らされる。
SE・DMCの利用状態
SE・DMCの利用状態


SEが鳴っている最中はSEのランプが点灯し、DMCが鳴ると
音の長さに関係なく、8フレームの間DMCのランプが点灯する。
モード切替スイッチ
モード切替スイッチ


EPは、ENorEP切り替えスイッチ。
KEYは、音程指定形式切替スイッチ。
EVは、ENorEV切り替えスイッチ。
それぞれONになっているときにランプが点灯する。

各スイッチの意味は仕様書を参考に。
その他演奏データ1
その他演奏データ1


@は矩形波のデューティ比をグラフィック表示。
 普段は比率をそのまま表しているが、無音中は12.5%になる。

Aは次の音までの残り時間で、
 テンポによって減る速さが変わる。十進表記。

Bは音の周波数を表す値。各チャンネルの
 第三・第四レジスタの値そのもの。十六進表記。

Cは音程。デチューンがかかっていても本来の音程を表示し、
 ピッチエンベロープ使用中は非表示になる。
その他演奏データ2
その他演奏データ2


Dはボリューム。Volと書いてあるんだから間違いない。
 三角波は、最大の15か無音の0かのどちらかのみ。

EはBGMのテンポ。しかし曲のテンポを数値化したものではなく、
 鳴らす音の最小フレーム数を1/16単位で指定したもの。

FはBGMのマスターボリューム。$10単位で音量が変化するが、
 それ未満の数値はフェードイン・アウトで利用する。


入力
 基本的に十字キーは長押しが利くので、ぜひ活用していただきたい。

A・Bボタン
A・Bボタン


AボタンでSE1を鳴らし、BボタンでSE2を鳴らす。

カーソルがSE1・SE2にあっている必要はなく、ボタンを押せば
いつでも鳴る。鳴るSEの種類は画面に表示されているもの。
上下キー(通常)
上下キー(通常)


BGMやSE、各チャンネルを選択可能。
左右キー1(通常)
左右キー1(通常)


BGMとSE1・SE2では、左右キーで曲目を変更できる。

SE1・SE2の00番は、現在SEが鳴っていない
ことを示す値であるため、選択できない。
左右キー2(通常)
左右キー2(通常)


各チャンネルでは、左右キーでON・OFFを切り替えられる。

基本的にはONのときに左キーを押すとOFFになり、
OFFのときに左キーを押すとONになる。
また、ONのときに左キーを長押しすると、
演奏データを非表示にした上でOFFにできる。

DMCのON・OFFを切り替えるときは、ノイズチャン
ネルのところで右キーを押せば切り替えられる。
このとき、右キーを長押しにすると、ノイズも一緒に切り替わる。
SELECTボタン
SELECTボタン


SELECTボタンを押すと、BGMのテンポと
マスターボリュームが選択できる。

一度押すとテンポが選択され、もう一度押すと
マスターボリューム、さらにもう一度押すと通常に戻る。
テンポ
テンポ


テンポ選択中に十字キーを押すと、
BGMのテンポを変更できる。

左右キーで$01ずつ増減し、上下キーで$10ずつ増減可能。
仕様上、$E1以上にするとテンポが乱れるので注意。
マスターボリューム
マスターボリューム


マスターボリューム選択中に十字キーを押すと、
BGMのマスターボリュームを変更できる。

上下キーで$10ずつ増減。
左右キーでフェードイン・アウトが可能。

フェードイン・アウトは、本来はスピードが設定できるが、
今回は1フレームに2ずつ値を増減するパターンのみ。

STARTボタンを押しながらSELECTボタンを押すと、なぜかソフトリセットができる。特に意味はなし。




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